突発性難聴と向き合うこと

突発性難聴(急性感音難聴)の記録です。

9_オージオグラムから見る予後の記録

発症からもう少しで3ヶ月が経とうとしています。

突発性難聴は1週間の治療の効果で予後がほぼ決まり、その後は大きな変化はなく、聴力は3ヶ月で固定すると言われています。

 

 

ここで、発症から直近まで私の聴力がどのように変化しているのかまとめたいと思います。

 

f:id:Hayashitome:20180529234520j:image

 

画像の加工が適当で申し訳ありません。

これは搬送先の病院(土日に搬送された上に耳鼻科がなかった)から大きな病院に転院した際のオージオグラムです。検査時は発症からちょうど48時間ほど経っていました。

 

まず、オージオグラム(右側の折れ線グラフ)についてですが、縦軸が音の大きさ(下に行くほど大きな音)、横軸が音の高さ(右に行くほど高い音)です。

○が右耳、×が左耳で、左右それぞれ別の線グラフで聴力を示しています。

 

私は、「左耳が高い音になるほど、大きな音でないと聞き取れない」ということがわかります。

 

そのことを踏まえて、直近のオージオグラムまで順に見ていきます。

 

f:id:Hayashitome:20180529235247j:image

 

ステロイド治療を始めてから500㎐〜2000㎐の聴力がぐんと上がりました。それ以上は発症時のままです。

 

f:id:Hayashitome:20180529235313j:image

ステロイド治療で効果の見られた、500㎐〜2000㎐の聴力が正常値まで回復しました。それ以上は大きな変化はありません。

 

 f:id:Hayashitome:20180529235429j:image

 

大きな変化はありません。

 

現在も大きな変化はないと思われます。

このことから、1週間の治療で予後がほぼ決まるという情報は概ね正しいと考えます。