突発性難聴と向き合うこと

突発性難聴(急性感音難聴)の記録です。

11_退院後休職中の過ごし方

私は突発性難聴を発症し、入院中にステロイド治療を行って、完治しないまま退院しました。

聴力は完全には戻りませんでしたが、今は復職し、特に不便を感じることなく生活することができています。

 

さて、この「日常」を取り戻す前、退院から復職までありがたいことに一ヶ月も仕事を休ませてもらいました。今回はこの一ヶ月の間に私がどのように過ごしたかをまとめたいと思います。

 

① 母のサポートを受けた

発症までは一人暮らしをしていましたが、実家から母が来て、食事やその他のことを手伝ってくれました。これは精神的にもかなり安心感があり、予後の回復に直結したかどうかは不明ですが、ストレスから解放されてとても穏やかに過ごすことができました。

母でなくても会話の相手が居ることは社会復帰の一助になるのではないでしょうか。

 

② ウォーキングをした

入院中に読んだ経験者の方のブログに、突発性難聴のリハビリにはウォーキングが良いという内容のものがあり、筆者の方はそれで聴力が上がったのではないかと感想をおっしゃっていました。

結果として、私の場合は、ウォーキングをする前後で聴力の変化はありませんでした。

しかし、運動不足の解消と気分転換にはとても良いことだったと思います。

 

聴こえ方の点で言えば、

 

・川の音がうるさく聞こえる。

・鳥のさえずりが悪い方の耳では聞こえない。

・後ろから近づいて来る自転車の音は聞こえる。しかし、車道の音がうるさいと気づかない恐れがある。

 

など、環境音の聴こえ方によってその後の生活をイメージすることができました。

最初の頃は「やっぱり聞こえない」ということに毎回落ち込んでいましたが、次第に上記のように今後の生活を考えるきっかけになりました。

 

③飲酒を控えた

これは「より健康的に過ごす」という目的もありますが、明確な理由としては睡眠導入剤を処方されていたからです。

耳鳴りにまだ慣れていませんでしたので、睡眠時に耳鳴りが気になりなかなか寝付けなかった為、処方してもらいました。

 

 

 

 

意識していたのはこれくらいです。

共通することはストレスを感じることをしないことです。

予後の生活では自分自身何が正解か分からずとても神経質になってしまいます。

今になってみれば「これが正解」というのはありません。ストレスから離れて好きに過ごすことが一番良いことだと思います。